『やが君』深読み書店

脳から産地直送・乱筆乱文 『やが君』の考察を中心に。

ブログ初心者で『やが君』好きのパンピーが記事10本書いての雑感

やっとこさ10本?気づいたら10本?

うち1本はお知らせなのでノーカンとして、これが実質二桁に乗るエントリですよ。

 

二桁本塁打って一桁と全然印象違う。十代中盤くらいの本数を残すバッターって、綺麗な当たりのHRばっか。中距離砲には「会心の一撃」しかスタンドインが許されない。汚かったり意味不明なホームランも好きだけどさ。山川柳田お前らのことだよ。

 

自分は動機が複数ないと動けない人間だ。ブログ始めたのもいくつかの動機が束になって契機になったから。自分の意思で始めたと思いたくない。何事も我慢できなくなって始めました、と思いたい。そんくらい意志薄弱

 

『やが君』ヤバイ考え事が止まらん、大学生になるならなんか小銭稼ぎしたい、どうせレポート課題とか山のように書かせられるんだろうし今のうちに文章書くのに慣れとくか、さすがにこの年になってインタ〜ネッツでソ〜シャルな関わりしてないのはまずくねぇか、好きなアルバムのレビューがネットにない、そしてめっちゃ暇、勝負服で明石さんみたいな服選んじゃうこよかわ、侑のポテトにしれっと手を出す佐伯先輩、猫に遊んでもらえない燈子、めっちゃ暇、無敵の剛性を誇る侑のアホ毛、怜ちゃんのサイドテール、こよかわ故に自身が忌避する可愛さから逃れられないこよかわさ、朱里の一途さそしてハーフアップ、めっちゃ暇、「私の女」燈子さんを元カノに見せつける佐伯先輩、侑の主人公力、そしてやが君N度目のエロ峠....

 

ブログは100記事うpしてからが本番?ひぇ〜マジっすかパイセン。

 

なんかこういうノリの文章増田でよく見る。

 

 

なぜ筆者はこんなノリで『やが君』と付き合っているのか

古今東西、名だたるモノカキ達が恋の心情表現に心を砕いてきた。 知らんけど。

光差させる、風吹かせる、花咲かせる、水面に波面生じさせる、目がハートになる😍、なんかオーブみたいのが飛んでくる、言ってはいけないところが言ってはいけない状態になる、矢に心臓射抜かれる、その矢が君...

 

俺はなぜこんなノリで、やが君をネチネチちまちまと読むようになったのだ?

 

電撃 - 【SAO×やが君 特別企画】川原礫先生&仲谷鳰先生&茅野愛衣さん対談。川原先生の『やが君』愛が炸裂!?

川原先生:仲谷先生って、執筆にあたってアシスタントさんを入れていらっしゃるんですか?

仲谷先生:ほぼないですね。トーンなどの仕上げを手伝ってもらうことが時々あるぐらいです。

川原先生:えっ!! 本当ですか!? 背景も?

仲谷先生:はい(笑)。自分で描いています。

川原先生:本当に驚きました。ありえないというか……すごい

これだ。アシを使わない。自分で背景にあらゆるものを織り込む。というか織り込まざるを得ない。俺もおっぱいの影のトーン貼ってみたい。佐伯先輩のは貼りごたえがありそうだ。

 

漫画、アニメの醍醐味の一つは自分の中ではこれだと思う。

小説は言葉のみで表される。キャラのセリフも、風景の描写も、作中の世界観の説明も、アレなシーンも、平等に言葉でしか表せない。反面、どんな些細な情報も必ず言葉として、読者の頭を一度は通過する。

漫画、アニメは大雑把に言えば、言葉と絵からなる。絵の中でも、キャラと背景、小物がある。その中でも、背景、小物、構図、コマ割りなんてのは、下手すると俺のような脳みそがザルな人間の意識に上れないことがある。キャラが反則級に魅力的ならなおさら。

「こまけぇこたぁいいんだよ!」

しかしそれらが意識されないのは、それらが正しく機能しているからでもあるんだろう。最悪、こういった仕掛けが鑑賞者の興を削ぎかねない。

しかししかし、それらも、必ず作者の手が入っている情報だ。 別にどう描いても、どう伝えても構わないシーンもあるかもしれないが、イチから漫画の紙面を作るとなると、必ずいくつもの選択が生じる。ここには何も選ばないという選択肢はない。キャラが飲食店で何を注文するか、花壇に何の花を植えさせておくか、その日の天気、服装、コマ割、構図...

それを優れた創作者が選んでいくと、意識せずとも、筋が一本通った流れが作られていく。と思う。「キャラが頭の中にいる」というやつだ。あんなところがそんなところに、小さく細い糸が繋がったりする。それを勝手に見つけて、いや見出し、勝手にはしゃぐ俺。それをここに晒す。

 

それにしてもなんでこんなに、ちまちまネチネチと読み込んでいるのか。今俺が全国トップレベルに暇なのもあるが、実はアニメ版に触れ始めた時点でこの愛で方を確立し始めていた。

初めは、圧倒的な、暴力的ですらあるエモさ可愛さ尊さエモさにメンダコ殴りにされ、机をウホウホ叩きながら鑑賞していた。9話の体育倉庫のキスシーンなどは、息を殺し、殺された。

がしかし、作中の引っかかった部分、 腑に落ちない点を考えているうちに、数々の考察記事に迷い込み、読み漁った。「そこまで細かくやって委員会☆」と思った。

 

そして、歯を食いしばりながら理詰めでキャラの心情を追い、納得できる解釈が見えたところで

「.....ッエッッッッッモ...ッ‼︎‼︎」

「..........ッ尊ッッ...‼︎‼︎」

「...冷たい」と、絶頂に達するという回りくどい愛で方を覚えてしもうた。

 

もちろん今でも、七つの海になけなしの語彙力を投げ捨て、そのまま♯の俺でキャラを愛でることにやぶさかでない。こ、ここっ、こよかわ〜!

 

...そんなこんなで、ホソボソとやが君について書いてきたこのブログ、ページの底に「次のページ」ボタンが追加され、少しずつブログらしさが出てきた。

依然、やが君についての考え事は増加中で、アウトプットが追いついていない。来月末には『やが君』7巻という、エモさ尊さ新情報のツァーリ・ボンバが水星に投下される予定だ。

 

ブログのいいところは、つらつらと自分が書いてきた文章のアタマとケツを『』で括り、「と、私は思うんだけど、どう?」と付け加えられるところだな。

 

 

まあなんというかとりあえず、

 

こよかわ〜!

 

 

やがて君になる(7) (電撃コミックスNEXT)

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